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お肌の乾燥対策と原因を解説|大阪|心斎橋|いろはビューティークリニック

2024.09.23

こんにちは。大阪心斎橋のいろはビューティークリニックです。今回はお肌の乾燥について、原因と対策をご紹介します。乾燥について正しい理解をすることで、お肌の状態を美しく保つことができますので、ぜひ最後までお読みください。

お肌の乾燥とは?

まず、「お肌の乾燥」とは、肌表面の角質層の水分量が低下した状態を指します。健康な状態の肌では、角質層の水分量が20%以上維持されていますが、これが20%を下回るとカサつきや痒みを引き起こすことがあります。

乾燥が進むと、肌のバリア機能が低下し、外的刺激に対して敏感になり、さらに肌荒れや乾燥が悪化することがあります。乾燥肌を防ぐために、原因を知り、適切な対策を取ることが重要です。

肌が乾燥する原因

肌の乾燥には、大きく分けて2つの原因があります。

環境要因

冬になると、外気の湿度が低下し、それに伴って肌の水分も失われがちです。また、暖房を使うことで室内の湿度も下がり、肌の乾燥が進みます。さらに、紫外線も乾燥の原因の一つです。紫外線は肌の保湿成分の生成を抑制し、肌の乾燥を引き起こします。

加齢

年齢を重ねることで、肌の皮脂分泌量が減少し、肌のバリア機能が低下します。皮脂は肌を外的刺激から守る重要な役割を担っているため、その減少は乾燥を引き起こしやすくなります。

肌の乾燥対策

肌の乾燥を防ぐためには、バリア機能を強化し、失われた水分を補給することが大切です。以下の対策を取り入れることで、肌の乾燥を防ぐことができます。

セラミドを補う

バリア機能を回復させるために、セラミドを含むスキンケア商品を使用しましょう。セラミドは、角質層の細胞を接着する役割を持ち、水分の蒸発を防ぐ効果があります。

紫外線対策

紫外線による乾燥を防ぐため、UVケアを忘れずに行いましょう。紫外線は一年を通して肌にダメージを与えるため、季節に関わらず毎日日焼け止めを使用してください。

優しい洗顔

洗顔時に肌の保湿成分を流しすぎないよう、優しく洗顔を行うことが大切です。ぬるま湯を使用し、過度に肌をこすらないようにしましょう。
正しい洗顔方法について以下の記事で詳しく解説しております。

 

 

まとめ

お肌の乾燥は、環境や加齢による要因で引き起こされるため、しっかりとした対策が必要です。セラミドを補うスキンケアや、UVケア、優しい洗顔を心がけて、肌のバリア機能を維持しましょう。

記事の監修者

医師 中地修大

医師 中地修大先生

神戸大学医学部医学科卒業後、神戸大学整形外科医局や関連病院にて研鑽を積む
いろはビューティークリニック所属
2023年5月にいろはビューティークリニック 心斎橋院を開設