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炎症後色素沈着とは?原因から治療法までを解説|大阪|心斎橋|いろはビューティークリニック

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2024.09.15

こんにちは。大阪心斎橋のいろはビューティークリニックです。今回は炎症後色素沈着について詳しく解説していきます。炎症後色素沈着は、ニキビ跡や虫刺され、レーザー治療後に起こることが多いですが、正しいケアや治療を行うことで改善できます。この記事では、炎症後色素沈着の原因から治療法まで詳しく解説しますのでぜひ参考にして下さい。

炎症後色素沈着とは

炎症後色素沈着とは、シミの一種で、何らかの原因で炎症が起こり、それに対する防衛反応としてメラニン色素が過剰に作られ、それが溜まってしまうことで発生します。
見た目は茶色くなり、紫外線によるシミとは異なるますが、非常に似た外観になります。

炎症後色素沈着の原因

炎症後色素沈着ができる原因は、名前の通り炎症によります。炎症とは、赤くはれて痛みを伴う状態です。例えば、ニキビ跡、虫刺され、火傷、手術の後、レーザー治療後の色素沈着は、1~2週間で赤みが治まった後、3~4週間後に茶色くなることがあります。
当院では、色素沈着になりずらい「ピコレーザー」を使用しております。
ピコレーザーについては以下の記事で詳しく解説しております。

炎症後色素沈着の治療

ここからは炎症後色素沈着の治療において重要な3つのポイントを解説します。

炎症のコントロールが最優先

まずは、炎症のコントロールが重要です。炎症が残っている状態でシミ取り治療を行っても、効果は期待できません。ハイドロキノンやトラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンAなどを使った治療は、炎症をしっかりとコントロールした後に行う必要があります。

紫外線対策を徹底する

次に紫外線対策が必要です。炎症後色素沈着は紫外線を浴びることで悪化する為、しっかりと日焼け止めを使って紫外線を浴びないようにしましょう。

長期的な視野で治療する

炎症後色素沈着は短期間で治るものではなく、平均して半年ほどかかります。場合によっては2~3年かかることもあります。根気強く治療を続けることが大切です。

まとめ

炎症後色素沈着はシミの一種であり、その治療にはいくつかのステップが必要です。まずは炎症をしっかりとコントロールし、紫外線対策を徹底することが大切です。そして治療には時間がかかることを理解し、焦らずにじっくりと取り組むことが重要です。当院ではお一人お一人に合わせて、最適な治療法を提案しておりますので、ぜひご相談ください。

クリニック情報

【再生医療/美容医療】
いろはビューティークリニック
大阪府大阪市中央区南船場3-12-25 ZAI心斎橋ビル4F
大阪メトロ御堂筋線心斎橋駅 徒歩1分

記事の監修者

医師 中地修大

医師 中地修大先生

神戸大学医学部医学科卒業後、神戸大学整形外科医局や関連病院にて研鑽を積む
いろはビューティークリニック所属
2023年5月にいろはビューティークリニック 心斎橋院を開設